知っておくべき保険の知識

会社の形態が株式会社の場合、「社会保険」と「労働保険」は、加入しなければなりません。保険の種類ごとに提出先が違うのは面倒ですが、未加入のままでは、法律違反となります。もし調査が入った場合には、保険料を過去2年間にさかのぼって追徴されることもあります。また、雇用保険に加入していない場合は、ハローワークで人材の募集をかけることもできなくなります。さらには、社会保険や労働保険に加入していない会社には、求職者にとっても不安になり、応募を踏みとどまるかもしれません。

では、「社会保険」とはいったいどのような保険なのでしょうか。個人の保険は自分で、種類と金額を決めることができますが、社会保険は業種によって保険の種類が変わり、給与額によっても保険料がその都度変わります。加入・未加入、金額の増減は法律によって定められているため、個人の意思が入り込む余地がないのが社会保険です。広義での社会保険とは、大きく分けて社会保険(狭義)と労働保険の2つの保険で構成されています。狭義の社会保険には、健康保険、介護保険、厚生年金保険の3つがあります。一方、労働保険には、労災保険、雇用保険の2つがあります。

経営者として、これらの保険の最低限の知識を持っておくことが必要です。