薬剤師ってどのくらいいるの?

今回は様々な職業の中でも薬剤師に注目してみましょう。実は近年増加傾向にある薬剤師の数。1990年代以降に、医療現場での薬剤師の活躍が期待され始めた事・医療分業が推し進められていった事などを背景として、2012年時点で全国におよそ28万人の薬剤師が存在しています。そしてほぼ毎年、新たな薬剤師たちが8000人以上誕生していっているのです。男女別で見ていくと、男性がおよそ11万人・女性がおよそ17万人だとされています。つまり女性が6割を占めているという事になりますね。年齢層という視点で見てみるとその幅は広く、特に50歳以上の薬剤師の数は全体の36%となっています。また、60代以上も15%・70代以上が4.7%を占めているという事も報告されています。性別・年齢に関わらず一生働いていくことが可能というのは、薬剤師という仕事の魅力の1つといえるのではないでしょうか。さて、薬剤師になる上で必要な関門である薬剤師国家試験は、年に1回・3月の上旬に2日間かけて行われています。出題内容は「物理・化学・生物」「衛生」「薬理」「薬剤」「病態・薬物治療」「法規・制度・倫理」そして「実務」、この7項目です。薬に対する心構え・医療現場で通用する知識と技術が備わっているかというのを問われるようになっています。無事合格を果たすと、晴れて厚生労働大臣から薬剤師免許が寄与されるという訳です。不合格となってしまうと、翌年に再度受験する必要があります。この薬剤師国家試験の合格率はというと、例年平均で60~80%だと言われています。とは言っても、大学によって合格率は変わってきます。全体的にみると、国公立大学の方が合格率はやや高めのようです。これに対して私立大学は合格率が80%を超えているところもあれば50%を下回るところもあるようで、大学間の差が大きくなっているという現状を抱えています。